ピッチレスコートの基本的な使い方と魅力を知る


クリーティングにおいてメインとなる 「ピッチレスコート」 をマスターしましょう

コツとツボさえ覚えれば、どなたでも痛快で楽しめますよ


使い方は簡単、水洗い後、少量を付属のスポンジに付け塗り込んで拭き上げるだけ


力を入れて塗り込まない事が基本 (塗装面の状態によっては多少、力は入れます)、

ホントこんなもんでいいの? というくらい軽い力でスポンジを滑らせるだけ


私も以前はそうでしたが、 「ピッチレスコート」 に出会うまでは、スポンジを強く擦りつけて水アカ等を落とすという感じでした

ハーハー言いながら洗車を終えるころには、体力の限界

ところが今では日に3~4台作業をこなしてもへっちゃらです

とにかく力仕事ではありませんので、女性の方でも楽に美観維持が出来ますよ!




また 「ピッチレスコート」 はコンパウンドが一切含まれておりませんので、クリア層を傷めません

コーティング施工車のメンテナンス材としても最適です、


施工後はチュルンチュルンのボディに 一度味わったらもうヤミツキ間違いなしですよ!!




まずはスポンジの紹介
写真の一番左は新品のスポンジです

右へ行くにしたがって
使い込んだものになります

黒く汚れていますが、
決して洗いません
汚れが
塗装面に戻ることもありません

むしろスポンジの目が
だんだん潰れて柔らかくなり、
非常に使いやすく
そして仕上げやすく育っていきます

黒くなったからといって、
皆さん決して
捨てないで下さいね


はじめてお使いになられる方は
当然ながら
新品のスポンジですので
新品で説明していきます

まず使う前にピッチレスコートの
容器をよく振り溶剤が均一
なるように、かくはんします


容器のフタを外して
スポンジを当てます

そのままの状態で
上下に軽く一振り、
少量のピッチレスコートが
スポンジに付着します


使い始めのスポンジですので
写真のように 「3」 の工程を
5回繰り返して下さい

ちょうどサイコロの 「5の目」 の
様な感じです

使い込んで表面が柔らかくなって
くれば5.点付けは不要です

表面が柔らかくなれば、
ボディの状態にもよりますが
1点付けや2点付けと量は
変えて作業します


ピッチレスコートを
スポンジに付けたら、
ヘッドライトやテールライトに
ゴシゴシと擦りつけ
スポンジ全体に
ピッチレスコートを行き渡らせます

スポンジのウオーミングアップです

これよりに新品の固く荒い
スポンジ面を使い勝手の良い
状態にします

同時にレンズにも保護膜が
形成され、クスミのあるレンズ
でしたら透明度もアップし、
状態の良いレンズでしたら
クスミ防止になります


分かりにくいかもしれませんが、
ウオーミングアップ後の
スポンジです

2回目として
さらに 「5の目」 の間、
4点分を付け足して同様に
ゴシゴシと擦りましょう

初めは少々手間を掛けますが、
その手間が本当に使いやすい
スポンジへと変身させるためです


ウオーミングアップが終了したら
いよいよ塗り込みです

このようにスポンジが潰れるくらい
押し付けるのは 悪い例 です

ムラの原因となります

慣れるまでは一度に広範囲に
塗り込まず、30~40㎝四方を
目安に、感覚をつかみましょう

また塗り込みの際は
スポンジを縦横に滑らせたり
円を描いてみたりして下さい

縦横円」で
均一になるようにしましょう


ご覧のような感じで塗り込みます

スポンジが潰れていませんね

そのくらい軽い力といいますか
スポンジを滑らせているだけ
といった感じです

ただ新品のスポンジですと
表面がまだ固く、目が潰れきって
いませんので、スイスイとは進み
にくい場合もあります

「5」 の工程のウオーミングアップ
を多く行えば使いやすくなります

スポンジは 「縦横円」ですよ

10 11 12

塗り込みが終わりましたら
余分なピッチレスコートを除去
していきます

塗り込みの時と同様に
かるくスポンジを滑らせて
余剰膜を取り、ムラや
塗布状態を整えていきます

これをスポンジ戻しといいます

さらに生地の柔らかいタオル
で仕上げれば完了です


スポンジ戻しを行う際は
写真のようなまだピッチレスコートが
染みていない面は使用しない
下さい、キズの原因となる
可能性があります

両面共にウオーミングアップが
終わっていれば大丈夫です

いずれにしても 黒く柔らかい
使いやすいスポンジを作りましょう


ご覧のようなフロントグリルの
狭い部分には、同包の小さい
スポンジが便利です


この写真以外にも、車体と
サイドミラーの間やドアノブ部
なども小さいスポンジは重宝します


あんなところやこんな物  いろいろと試してみよう


ラインの右側のみ
仕上げ


よくありがちな
ドアノブ部の
爪キズ消し


スポンジの
ウオーミングアップで
クスミの無いレンズに


ピッチレスコートの
保護膜があれば、
鳥フンも完全固着
していなければ、
サッと一拭き


ドアバイザーの
クスミも除去
下の写真の
左半分のみ
仕上げ


大して汚れて
いませんでしたが
映り込みが
増しました


ヘルメットにも
シールド部は
ガラスコートで


パソコンにも
塗り込んでみましょう
スベスベになって
気持ちいいですよ




 

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