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まずはスポンジの紹介
写真の一番左は新品のスポンジです
右へ行くにしたがって
使い込んだものになります
黒く汚れていますが、
決して洗いません
汚れが
塗装面に戻ることもありません
むしろスポンジの目が
だんだん潰れて柔らかくなり、
非常に使いやすく、
そして仕上げやすく育っていきます
黒くなったからといって、
皆さん決して
捨てないで下さいね
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はじめてお使いになられる方は
当然ながら
新品のスポンジですので
新品で説明していきます
まず使う前にピッチレスコートの
容器をよく振り、溶剤が均一に
なるように、かくはんします
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容器のフタを外して
スポンジを当てます
そのままの状態で
上下に軽く一振り、
少量のピッチレスコートが
スポンジに付着します
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使い始めのスポンジですので
写真のように 「3」 の工程を
5回繰り返して下さい
ちょうどサイコロの 「5の目」 の
様な感じです
使い込んで表面が柔らかくなって
くれば5.点付けは不要です
表面が柔らかくなれば、
ボディの状態にもよりますが
1点付けや2点付けと量は
変えて作業します
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ピッチレスコートを
スポンジに付けたら、
ヘッドライトやテールライトに
ゴシゴシと擦りつけ、
スポンジ全体に
ピッチレスコートを行き渡らせます
スポンジのウオーミングアップです
これよりに新品の固く荒い
スポンジ面を使い勝手の良い
状態にします
同時にレンズにも保護膜が
形成され、クスミのあるレンズ
でしたら透明度もアップし、
状態の良いレンズでしたら
クスミ防止になります
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分かりにくいかもしれませんが、
ウオーミングアップ後の
スポンジです
2回目として
さらに 「5の目」 の間、
4点分を付け足して同様に
ゴシゴシと擦りましょう
初めは少々手間を掛けますが、
その手間が本当に使いやすい
スポンジへと変身させるためです
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ウオーミングアップが終了したら
いよいよ塗り込みです
このようにスポンジが潰れるくらい
押し付けるのは 悪い例 です
ムラの原因となります
慣れるまでは一度に広範囲に
塗り込まず、30~40㎝四方を
目安に、感覚をつかみましょう
また塗り込みの際は
スポンジを縦横に滑らせたり
円を描いてみたりして下さい
「縦横円」で
均一になるようにしましょう
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ご覧のような感じで塗り込みます
スポンジが潰れていませんね
そのくらい軽い力といいますか
スポンジを滑らせているだけ
といった感じです
ただ新品のスポンジですと
表面がまだ固く、目が潰れきって
いませんので、スイスイとは進み
にくい場合もあります
「5」 の工程のウオーミングアップ
を多く行えば使いやすくなります
スポンジは 「縦横円」ですよ
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塗り込みが終わりましたら
余分なピッチレスコートを除去
していきます
塗り込みの時と同様に
かるくスポンジを滑らせて
余剰膜を取り、ムラや
塗布状態を整えていきます
これをスポンジ戻しといいます
さらに生地の柔らかいタオル
で仕上げれば完了です
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スポンジ戻しを行う際は
写真のようなまだピッチレスコートが
染みていない面は使用しないで
下さい、キズの原因となる
可能性があります
両面共にウオーミングアップが
終わっていれば大丈夫です
いずれにしても 黒く柔らかい
使いやすいスポンジを作りましょう
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ご覧のようなフロントグリルの
狭い部分には、同包の小さい
スポンジが便利です
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この写真以外にも、車体と
サイドミラーの間やドアノブ部
なども小さいスポンジは重宝します
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